ドイツ グスタフベッカーのウエストミンスターチャイムを搭載した柱時計です。
サイズは、縦６４センチ、横３０センチ、奥行１７センチ。
学校でおなじみのチャイム、イギリス ビッグベンのウエストミンスターチャイムを搭載した時計です。
「きん、こん、かん、こーーーん」 これが１回のパターンです。
１５分時に、このパターンを１回
３０分時に、このパターンを２回
４５分時に、このパターンを３回
６０分時に、このパターンを４回鳴らした後、時報の数を、別のハンマーが４本のリンの和音で打ちます。
詳しい説明よりは、動画でお聞きいただくのが一番ですね。
共鳴のリン棒は、５本搭載されており、ハンマーが右側に４本、左側に４本、別々に分かれています。
右側のハンマー４本で、１５分ごとの動作、 左側のハンマー４本は時報時の動作です。
ですので、ねじ穴も、正面右側が１５分ごとの動力、中心部ねじ穴が、時を進める（針を動かす）動力、左側が時報の動力を生むねじです。
１９００年代初頭製、ケースも大変良い雰囲気です。
ウエストミンスターチャイムを搭載していなくても、素晴らしいデザインと言えます。
振り子前のステンドグラスは素晴らしく、サイドの窓は、開閉式で取り外しが可能です。
振子の着脱などは、窓を開けておくと、大変見やすく便利です。
機械は大変元気で、ねじをいっぱいに巻けば、およそ１週間動作しますが、
ぜんまいですので、最初のうちはチャイムが早く（正常に？）、徐々にゆっくりと鳴ります。
その変化も大変面白いです。
程度の大変良い時計です。
機械は、中心部の水平板（土台）に搭載されていますが、輸送の際には配置が動く可能性があります。
そのため、動画のようなきれいな音色が出ない可能性が出てきます。
（リンにハンマーが接触しすぎ、ハンマーがリンとずれているなど）
下部からは、左右２か所、ねじで固定してありますが、遊びもあり、動きます。
詳しい説明書をお付けいたします。
到着時に、ある程度の調整が必要になってくる可能性があることをご了承ください。
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