ドイツ製のユニークな柱時計です。
サイズは、縦38センチ、横21センチ。
頭でっかちのケースは、寄木細工による丸型成型。
文字盤中心部の木目が美しく、針もユニークな形状です。
ケース後部が開閉式になっています。
打ち方が大変かわいらしく、ベルをハンマーが打ちます。
「ちーん、ちーん、ちーん、・・・・・」
可愛らしい音で、時報と30分に1回鳴ってくれます。
機械は、香箱入りゼンマイ、振子の音も静かで、精密です。
振子の着脱は、後方部から行います。
先に振り子を掛けておいて、ふたを閉め、振子が揺れないように(上部板バネを損傷しないように)
静かに壁に掛けてやります。
ガラスが、丸みを帯びた球面のタイプで、可愛らしさが募ります。
針の形状もユニークで、振子音はほとんど聞こえません。
ロゴこそありませんが、同時期発売の類似型から、ユンハンスのものと思われます。
大変珍しいモデルです。