精工舎の柱時計です。
サイズは、縦47センチ、横23センチ。
明治時代から発売されている、パリ、ひさご、ベルリン、角丸・・・・などの座敷時計シリーズです。
商品名は 「小角丸」 。
小角丸は、 明治時代 、ホーロー文字盤で発売されていますが、
大正から昭和初期に、銀色のメタル文字盤、さらにホワイトメタルの文字盤へと変わっています。
明治時代から、人気機種だったようで、その名前は絶えることなく、座敷時計シリーズの最後まで発売されています。
ホワイトメタルの文字盤の発売時期に、この時計のような、ガラスを用いた振子が発売されていたようで、
何台かに1台、あるいは何十台かに1台の珍しいバージョンです。
ガラスは、厚みがあり、重厚感たっぷりです。
大正から昭和初期製。
打ち方の音色は大変心地よく、ヨーロッパの寺院、教会のようです。30分うちあり。
サイドに小窓がついています。