ドイツ ユンハンスの柱時計です。
サイズは、縦97センチ、横37センチ。
ガラス前面に、木彫刻をはめ込んだ、総体彫と呼ばれる時計で、
当時の、最高級な部類に入る一品です。
この時計は、彫のデザインが一味違います。
ケースの素材も、木目の風合いをだした、けやきの無垢、
黒柿や、木目のないものが多いこの手の機種の中でも、珍品といえます。
機械は、ホーロー製、黒塗りの木彫刻からでる顔は、白さが際立っています。
打ち方は、時報と30分時に1回、ヨーロッパの教会・寺院を模倣した音色です。
程度の良い時計です。
明治時代。