精工舎の柱時計です。
商品名は 「十寸丸長」 といったようです。
サイズは、縦54センチ、横33センチ。
愛くるしい形状で、下部はU型、振り子扉もそれに合わせた珍しいU型です。
時打ちのない、ねじ穴1つのものも発売していたようで、
当時のカタログは、ねじ穴1つのタイプを掲載しています。
そのためか、出てくるのは、時打ちのないタイプがほとんどで、
この時計の様に、ねじ穴2つ、時うち有のものは珍しいといえます。
ケースはマホガニーのようです。
外材で仕上げたのも珍しく、振子室内も漆塗り仕上げです。